日記らしい日記

朝、気圧性の頭痛を感じる。私は気圧が上昇するときに頭痛を感じやすい。薬を飲み、スリランカで教えてもらったデトックスウォーターを飲む。温かい水にターメリックとレモン、はちみつをティースプーン1杯ずつ入れたもの。そのあと少しだけヨーグルトとグラノーラにはちみつをかけたものを食べる。

出かけようとして、雨が降っているので一度戻り、レインブーツに履き替え傘を持つ。中野に向かう。中野にある『台湾バーガー 福包』という店でランチ。麺線、葱餅、角煮バーガーという欲望だらけのチョイス。どれも小さいサイズなので無理せず食べられてよかった。店の雰囲気もよく、「東京異国料理散歩」のZINEのVol2に書きたい。

しばらく中野を歩く。中野は若者が多いと思う。自分の住んでいる街に老人が多いだけかもしれないが。マルイに入ったら一階が食べ物ばかりで少し驚いた。個人経営のカフェに入り、ブレンドを頼む。ガトーショコラも頼む。昨日、王谷晶さんの『ババヤガの夜』を一気に読み切るほど楽しんだので今日は彼女のエッセイ『40歳だけど大人になりたい』を読む。名文が多すぎてここには書ききれないくらいだ。

 

 

仏教においては地獄には等活・黒縄・衆合・叫喚・大叫喚・焦熱・大焦熱・阿鼻の八大地獄があるとされているがこれは誤りで、ここに「小学校の体育」を含めた九大地獄が真の地獄である。

 

 

誰とでも広く浅く軽やかに付き合えるのが大人だと思っていたし、それが無理なくできる人もいると思うけれど、そうではなくて、大人の人付き合いって、「自分が今どれくらいのキャパを持ってるか」確認しながら社交することなんじゃないだろうか。

 

---『40歳だけど大人になりたい』より

 

 

よく食べたのでその後数十分歩き続ける。音楽も聴かない。見知らぬ道を歩く。

 

野菜や調味料を買って荷物たくさんの状態で帰宅。先日のスリランカ旅行のことをZINEにしようと思い、Evernoteに向かって書きつけていた文章をいくらか直す。

 

9月の振り返りがほとんど書けなかったのは私がやや燃え尽きているからだと思う。ある区切りを境に力が出てこなくなっている。対人関係にもそれが出てきている気がする。自分からなにかしようと思えない。けれど相手から望むものが出てこなくて、勝手に失望している。よくない状態。けれどこうして出かけたり、昨日は新しい財布を買ったりしているのは少しずつ改善されている状態なのだと思う。

 

夜ご飯はパートナーと家で食事。作り置きのスパイスのスープと、塩麹漬けになったホッケを焼いたものと、小松菜と舞茸のナムル。スパイスと和食が戦ってる感じがするけれど悪くない。