最高気温は18℃で最低気温が15℃、それくらいの日が2ヶ月くらい続いてほしい。もちろんその間は晴れていてほしい。
そんな日に何をしたいかというと、まず散歩がしたい。散歩はどんなシチュエーションでもいい。一人で近所でも、海辺でも、知らない街でも歩く。猫とすれ違ったり見慣れない花をただ見る。仕事の昼休みでもいい。例えば遠藤憲一が上司で、「よーしいい天気だし遠回りしてコーヒー買って帰ろう」とランチの帰りに言い始め、「ええっ、ミーティング間に合います?」「大丈夫大丈夫」なんて言い合いながらオフィス街を歩くのもいいですね。ちなみに私の理想の職場は舘ひろしと柴田恭兵、浅野温子がいることなのだけれど話し始めると長いので割愛する。
散歩以外だとピクニック。ピクニックができる気候が本当に少なくなったと思う。ピクニックにはサンドイッチやお惣菜屋さんで買ったハムやチーズを、おしゃれに盛り付けなくていいから友人たちでつまんで周りの景色を楽しむのがいい。無邪気に走る大きい犬とか、太極拳をする人たちを見る。ピクニックの理想的な終わり方を考えたのだけれど何も思いつかない。ピクニックが終わるのは悲しいことだから。実は自分を慕ってくれる人がいて、私がさみしい思いをしないよう解散したあとでコーヒーに誘ってくれるとか、そういったイベントでもない限り。
屋外での飲食といえば、やはり秋刀魚を七輪で焼きたい。七輪、いつか買うときがくるだろうか。ずうっと昔、実家に七輪のある時代があったけれど。
夜は長くても寒くないということで、表に椅子とブランケットを出してランプの中で本を読むのもいい。魔法瓶にルイボスティーやチャイを入れる。そういう読書会を企画してもいいかも。大体私は夜型なので、朝よりも夜の読書会のほうが俄然やる気が出る。
そういうわけで、やはり秋は2ヶ月くらいほしい。一体どうすればいいのか。